だらりーまん新聞

Dalary-man Times

着色料の話

ロンサムさんのブログで「青いドーナッツ」が出てきたときに思い出した話。

現在多くの食品に使われている着色料。メーカーはこの絵の具を巧みに調合し、食欲をそそる見事な色合いを生み出す。この着色料、大きく分けて2種類ある。ご存知の通り、「天然着色料」と「合成着色料」である。そして通説ではだいたい前者のほうが人体に無害っぽいイメージがあるのが一般的だろう。

ここまではたいていの人が意識し、ある程度注意していると思われる。しかしこの「天然着色料」が何から作られているかまでイメージする人はあまりいないと思う。事実、それまで私は「天然着色料」なんてものは色のある野菜や果物などの植物から抽出してるんだろうと思っており、むかし理科の実験で使った紫キャベツなどをイメージしていた。

ある日、妻があるところから知り得た情報により、特定の着色料が入った食品を一切口にしなくなった。その着色料の名は「コチニール」。赤色の色素で、食品全般で幅広く使用されている。赤色なら全てコレというわけではなく、数ある色素の一つである。

この「コチニール」、実は「エンジ虫」という中南米のサボテン植物に寄生する寄生虫から抽出される。そう、虫なのである。これを知った妻はこの「コチニール」(通称:コチ)に敏感になり、以後まったく口にしていない。中には食べられなくなって選択肢が狭まるケースが出てきている。

例えばコンビニで売っているサンドウィッチ。よく見ると原材料によく現れてくる。何の色?それはハムの色。時には売ってるハム入りサンドウィッチが全滅となり、しぶしぶおにぎりとかに変更せざるを得なくなることがしばしば。このほかにはストロベリー味のピンク色。某有名店のゴーフレットでもストロベリー味に用いられていたりと、大活躍である。

ちなみに私個人としてはまったく気にしていなかった。ハム入りサンドウィッチもストロベリー味も大好きなままだ。ただこの記事を書くにあたってちょいと調べていたら、合成着色料に比べ毒性があるというデータがあるとのことである。私は私の好みでと思っていたものの、虫の上に毒と来るとさすがに戸惑いを隠せない今日この頃である。


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